校長のつれづれ日記 Episode 25 of 北海道天売高等学校

北海道天売高等学校 定時制普通科

校長のつれづれ日記

Episode 25 マキシマム ザ 天高祭!

 9月に入り、過ごしやすい日が多くなってきました。フェリーも1日2便となり観光で訪れる方もまばらになってきました。
 今回は、天高祭についてです。天高祭は成功という目的のために、仲間とのあいだで共同作業に邁進することができ、達成感が強く感じられる行事です。本校のものは単なる学校行事に留まらず、学校と地域社会相互の結びつきを深め人々の豊かな生活に貢献するという意味合いが強く、地域の方々にとっても楽しみな秋の祭典でもあります。
 さて、天高祭は今年で57回目の開催となります。第1回目は、開校5年の昭和33年2月に天売座で行われたそうです。当時は独立校舎もなく中学校に間借りし、遅くなると電気が消えローソクの灯りの中での作業など大変な準備をされたことと思います。内容も当時は演劇や映画鑑賞、生け花・書道展示などが行われ、現在とは多少違っていますが、保護者・地域の方々とともに作り上げる地域の文化祭という点では変わらないものです。
 生徒には、この天高祭を通じて「与えられことをしっかりとやり遂げる力、新しいものを創り出す力、仲間同士が助け合い励まし合い協力協調していく力」の3つの力を養って欲しいと思います。
 今年の天高祭のテーマは「マキシマム ザ 天高祭」です。久しぶりに全学年が揃い8名という近年で最も多い生徒となり、このテーマのもと、最大限のおもてなしで、最大限お客さんに喜んでもらえるよう最大限の準備をしてきました。
 1日目(9月13日(土))は、野外でのバザーです。内容は、豚丼やキムチチゲなど昨年と同様で今年もPTA・同窓生・一部科目履修生の皆さんに手伝っていただきました。
 2日目(9月14日(日))は、体育館での芸能発表です。2年ぶりに復活した天売ステーションには2組のバンドが参加し、素晴らしい演奏を披露してくれました。映像発表は、「バカっこいい映像」で何度も失敗を繰り返してようやく完成したものを見てもらいました。さっそく小学生は、家でまねをしてペットボトルをゴミ箱に投げ入れているそうです。島民のど自慢では、本校からも3年生のW美咲や清水先生夫妻が参加し、美声を響かせました。芸達者さんいらっしゃいでは、尾山先生の妖艶なダンスやちびっ子のかわいいダンス、小学生の女の子5人によるフラダンスの披露があり、会場を大いに盛り上げてくれました。教員発表では、サプライズで高橋先生の結婚報告があり来場者を驚かせていました。そして、恒例の和太鼓は、8人の迫力ある演奏に会場から大きな拍手をもらいました。閉会式では、三浦生徒会長が涙ぐみながら準備作業の苦労や地域の皆さんへのお礼を述べました。フィナーレは、「天高ソーラン」です。まず、生徒8人だけで息の合ったよさこいを披露すると、会場から「アンコール」の大合唱。ここで先生方を含めた18人で登場し演舞。この大人数の踊りに会場が割れんばかりの拍手をもらいました。お見送りのとき、「お疲れ様。よかった。楽しかった。」とねぎらいの言葉を掛けていただき、生徒も先生方もうれし泣きをしていました。
 最後は、生徒からひと言ずつの感想。「3年間で最高の天高祭だった。」「最初は、このメンバーでできるか不安だった。揉めたこともあったけど、本当に良かった。」など、涙を流しながら話していました。
 この2日間の天高祭に際し、地域の多くの方々からご支援をいただき、誠に有り難うございました。お陰で無事に終了することができました。
 天高祭は、生徒たちだけ、学校だけのものではなく、多くの地域の方々に楽しんでもらうために生徒が企画・監督・主演するというものです。全国的に見てもこのような文化祭は少ないと思われます。
 皆さんも、是非天売島にある小さな高校で行われているとても大きな地域の祭典を見学に来てください。そして、一人一人が主役になる大きな学校では得られない成就感・達成感を味わえる本校で学んでみませんか。
 今月末には、創立60周年記念式典が開催されます。多くの方々に支えられこの年を迎えることができました。諸先輩方、地域の方々に感謝しながら準備を進めています。

【天売高校を振り返る】~page8 開校50年まで~
 平成 7年:この年は、ここ10年で最多の8名の卒業生を送
       り出した。
       友成教頭、高木・門井・塩見教諭着任。
 平成 8年:この頃行われていたオロロンウォーク。チームご
       とに問題を解答しながら、天売島一周を歩いて回
       る行事でした。今井校長着任。
 平成 9年:水産クラブ研究発表全道大会で「天売島におけ
       るコウナゴ漁の今後について」を発表し、優秀賞
       を受賞した。また、生活体験発表大会で「天売で
       成長した私」を発表した齊藤さんが全道大会へ出
       場した。
       小田教頭、森川・鶴舎・満保・富樫・田澤教諭着
       任。
 平成10年:進路意識の高揚と高齢化社会を考える目的で
       見学旅行において老人ホームを訪問した。英語
       弁論北北海道大会に佐藤君が出場した。
       佐藤校長、関川・藤本・堀澤教諭着任。
 平成11年:生活体験発表大会で「ありがとうで終わり始ま
       る今」を発表した三浦さんが全道大会へ出場し
       た。
       西村教頭着任。
 平成12年:総合的な学習の時間「3Jチャレンジタイム」が
       始まった。
       大山校長、笹村・白山教諭着任。
 平成13年:「地域の特性を生かした生きる力を育む問題解
       決学習」というテーマでの論文発表が留萌管内
       教育課程実践研究成果論文優秀賞を受賞した。
       小越教頭、菊地・村端・橋口教諭着任。
 平成14年:多様化する生徒の進路希望に柔軟に対応でき
       るように、3年修業制が始ま った。
       青木校長着任。
 平成15年:水産クラブ研究発表大会で「藻塩の製造」につ
       いて発表し努力賞を受賞した。佐藤教頭、佐藤
       教諭着任。
 平成16年:8月、創立50周年記念式典挙行。3年修業制、
       第1号の3名の卒業生が誕生した。
       馬場校長、高品・山崎教諭着任。
 平成9年には、羽幌に北海道海鳥センターがオープン、天売では本校体育館で南こうせつふれ合いコンサートが開催され600名がその歌声に聞き入っていた。平成12年には、現在のようなゴミの分別収集がスタートしました。ディズニーシーがオープンした平成13年、天売消防団が創立100周を迎え、新フェリー「おろろん2」が就航しました。天売高校が創立50周年を迎えた平成16年、天売小中学校の新校舎が落成しました。

















w美咲(のど自慢).JPGW美咲(のど自慢)
清水家(のど自慢).JPG清水夫妻(のど自慢)
妖艶なダンス(芸達者さん).JPG尾山先生(芸達者さん)
アンパンマン(芸達者さん).JPGアンパンマン(芸達者さん)
フラダンス(芸達者さん).JPGフラダンス(芸達者さん)
























オロロンウォーク.jpgオロロンウォーク
コウナゴ.jpgコウナゴ漁の今後







管内教育実践表彰.jpg管内表彰

おまけの独り言

「おまけの独り言25」

 「島のお祭り」
 今年も「サフォーク祭り」を堪能し、「ウニまつり」を手伝わせてもらいました。
 6月22日(日)に行われた「焼尻サフォークまつり」は、朝一番の高速船で行ったにもかかわらず焼き台が無いくらい大盛況でした。私たちも焼き台が見つからず困っていたところ、親切な方が一緒に食べようと声を掛けてくれ、何とか美味しいサフォークを味わうことができました。食事のあとは、昨年できなかった島内を自転車で回り、オンコの荘やマクドナルド記念碑、そして黒い顔の羊たちを見てきました。最後は、チャイをいただき疲れた身体を癒して帰途につきました。
 7月26日(土)・27日(日)に開催された「天売ウニまつり」では、今年もウニ・ホタテ・イカ・エビの海産物販売を高校班で手伝わせてもらいました。初日からあいにくの天気で、ウニを購入する観光客の方々もご迷惑をお掛けしました。
 2日目は、風雨が一層強まり船もフェリー1便を除いて全て欠航してしまい200名以上のキャンセルがあったそうです。それでも前日から来島していた方々と大揺れの船に乗って来られた方々には、天売の美味しい海産物を味わってもらうことができました。
 焼尻のお祭りは、観光客として純粋に楽しませていただき、天売のお祭りは、実施する側として悪天候の中での運営の難しさを学ばせていただきました。来年は、天候に恵まれた中でお手伝いさせていただければと思います。

 今回もたわいのない独り言にお付き合いいただき、ありがとうございました。
【The soliloquy of the black rabbit of Teuri】





サフォーク祭り.JPGサフォーク祭り
ウニまつり.JPGウニまつり






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