校長「前期終業式挨拶」
平成27年度も早いもので半分が過ぎました。
9月12・13の両日に「龍勢~終わりなき天高祭~」をテーマに開催した天高祭は、島民の多くの方に来校していただき、皆さんに楽しんでもらうことができました。来年も学校と地域が一体となって実施する、全国でもあまり例を見ないこの形式を継続して欲しいと思います。
今年は、地震や火山噴火、そして昨年同様台風による大雨が各地で発生し、甚大な被害をもたらしています。私たちも日ごろから災害時の対応について確認し、迅速に行動できるようにしなければなりません。
また、来年の参院選からは皆さんも選挙権を持つことになります。
国会で議論されている安全保障関係の問題やマイナンバー制度などもあなたたちの身近な問題です。社会の出来事に対し自らの考えをしっかりと持たなければなりません。そのためにも世の中の動きに関心を持ち新聞等を読んで欲しいと思います。
平成27年度前期終業式にあたり、皆さんに次のお話しをします。
始業式で渋沢栄一さんの「夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念なき者は計画なし。計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者は幸福なし。ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。」という言葉を紹介し、夢を叶え幸せになるためには、理想と信念を持ち、計画を実行して欲しいという話をしました。
3年生は、進路実現のための大切な時期になってきました。今まで積み重ねてきたものを継続し頑張って欲しいと思います。
2年生は、3年生に変わってリーダーシップを発揮し、学校の中核として活躍する時期になりました。二人で協力して進めてください。期待しています。
この学期間休業の間に、自分の夢とはいったい何か、それに向かい近づけるよう努力しているか前期の自分を振り返ってみてください。
最後に、
「夢を叶えるためには、言い訳や後ろ向きな発言を止め、何事からも逃げず常にポジティブな言動を心がけることが大切です。『叶う』という字は、口に+と書いて叶うです。日ごろからプラス思考で前向きな言動を積み重ね、夢に近づいて欲しいと思います。」
短い学期間休業ですが、今一度自分を見つめる時間としてください。
以上、前期終業式にあたっての挨拶とします。