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令和5年度 校長挨拶
北海道天売高等学校
校長 山 内 章 裕
天売高校ホームページをアクセスいただきありがとうございます。
本校は羽幌港の西30km、周囲12km、島民は300名弱、海鳥と人間が共生する天売島に設置されている北海道の離島で唯一の町立夜間定時制課程普通科の高等学校です。
【天売島の自然】
天売島は面積の2割強を国指定天売島鳥獣保護区に指定されており、ウミガラス(オロロン鳥)・ウトウ・ケイマフリ・ウミウ・オオセグロカモメ等の海鳥の宝庫です。また、暑寒別天売焼尻国定公園にしてされています。夏にはウトウの集団が巣穴に戻る姿を見ることができ自然の醍醐味を体験することができます。
【学校の特色】
本校は、平成27年度から羽幌町教育委員会と連携し、全国からの生徒募集に取組み、今年度の入学生がその8期目にあたり、今年度は5名の新入生を迎えました。札幌、旭川、北広島、浦河町出身です。そして、全校生徒は2年生が6名、3年生が6名で合わせて17名になりました。教職員は12名(教諭8名、校長、教頭、事務生、公務補)で教頭以下4名の転入者がおり、3名の教諭は全て初任者になり、今年度の職員の年齢構成はかなり若返ることになります。
このようなスタッフで、個に応じた指導を充実させ、生徒一人ひとりの資質・能力を引き出すとともに、キャッチフレーズの「生徒全員主人公」を日常生活、授業、学校行事、地域行事などあらゆる場面で活かし、全生徒が生き生きと毎日過ごせることを目ざしますので、引き続き、皆様の御理解と御支援をよろしくお願いいたします。
【今年度の生徒へのメッセージ】
今年度は、4月8日(土)に始業式を行い、令和5年度がスタートしました。始業式では、生徒同士、先輩後輩、生徒と教員が良い関係づくりができるよう、互いにリスペクトすること、そして、1年の終わりには有森裕子さんが言った「自分で自分をほめる」ことができるような1年にして欲しいことを2・3年生に伝えました。
また、翌日の9日(日)には、11名の来賓にご臨席賜り、入学式を挙行し、5名の入学許可を行いました。式辞では、「当たり前のことを当たり前にできること」について伝えさせていただきました。
今年度は、全校生徒17名になります。島での厳しい生活を自分の成長に活かすとともに、日頃から御支援いただいている島民、羽幌町の皆様の気持ちを感じ取りながら、成長して言ってくれることを信じております。
【中学生へのメッセージ】
天売高校は離島にある羽幌町立の定時制の学校です。規模は小さいですが、小さい学校だからできることがたくさん学校です。
また、天売島の皆さんは生徒の受入れにあたり、寮や下宿、仕事の提供など快く引き受けていただいており、「働きながら学んで成長する!」環境が整えられています。
一方、離島ですから、自然の厳しさが生活の様々な場面で影響を与えます。生活面では厳しさもありますが、自分を成長につなげることもできます。
本校に関心のある中学生の皆さんは、7月の学校説明会、8月のオープンスクールに是非参加してください。皆さんからの連絡を待っています。
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