校長通信 ウニ町diary
ページ21☆外に開かれた学校とは内側に開かれてこそ!足場を固めて次年度に備えます!
早いもので12月に入り、まもなく平成29年が幕を閉じて平成30年を迎えます。天皇陛下の生前退位が決まり、平成31年には新しい元号に変わることになりました。平成生まれが話題になった頃を思うと時代の流れの速さをあらためて実感します。ますます昭和が遠くなります。
12月9日(土)は今年度最後の天売学がありました。「天売の未来Ⅲ」ということで生徒一人一人がこれまでの学習をまとめ、①観光②自然③産業④歴史に焦点を当てて発表しました。7名の地域の方々が来校され、生徒たちの発表に聞き入ってくれました。
私も天売島に住んでいながら、天売島のことについて深く知らないことがまだ多くあり、生徒たちの発表内容で教えられたことが多くありました。それぞれの発表に共通していたのが、現状の課題を伝え、その解決や克服のために何ができるのか。何が大切なのかを自分たちの視点で提言していたところです。
高校生のアイディアや発想で天売島の魅力の再発見や今までとは違った情報発信を期待したいと思います。
12月8日(金)~14日(木)は、公開授業研究を実施しました。今年度2度目の公開授業ですが天売小中学校の先生方にも参観してもらい、教科指導力の向上に努める貴重な機会となりました。
ありがたいことに本校には他校での経験が豊富なベテラン教諭がおり、参考になる授業を見せてもらうことで大いに刺激となり、合評会では厳しいやりとりもあり、充実した授業研究となりました。
私たちの大きな役割である、生徒たちへ確かな学力を身につけさせるという営みは、教師側の日々の研修があってこそです。手を抜くことがあってはなりません。
生徒たちは、自分で考え、周囲と話し合い、発表するといった授業の流れが定着しており、双方向のやりとりが盛んな授業が多く見られました。
12月19日(火)は、校内レクリエーションと球技大会が開催されました。恒例のプレゼント交換や生徒の企画したゲームを楽しんだ後にフットサル、バスケットボール、ミニバレーの球技を楽しみました。
私は出張でこの日に帰島予定でしたが、フェリーが3日連続で欠航してしまい、戻ることができませんでした。とても楽しみにしていただけに残念でした。
それにしても今年の冬の到来はとても早く、降雪量もすでに1m以上あり、小さな路地では車が行き交えない状況です。
12月22日(金)は冬季休業前の全校集会がありました。予定の出張から3日遅れで戻り、何とか全校集会に間に合うことができました。
すでに働きながら学んでいる生徒たちへの励ましと有意義な冬季休業を送るよう話しました。冬季休業中に岸川政之氏が主宰しているSBPエリア交流会が青森県で開催されます。本校からも2名の生徒が参加します。魅力ある天売島からの企画発信をして欲しいと思います。くれぐれもオーバーワークにならぬようにとも話しました。
過去にお世話になった校長から「学校は内側に開かれてこそはじめて外に開かれた学校になるんだ。」と教えられました。学校内が風通し良く、円滑に回ってこそ外に発信する内容と合致していきます。そのことを忘れずに、足場を固めていきたいと思っています。
新年元気な顔で再会できることを楽しみにしています。
皆様も良いお年をお迎えください。
天売学①
天売学②
天売学③
公開授業研究
校内レク①
校内レク②
球技大会①
球技大会②
球技大会③