ウニ町diaryページ12 of 北海道天売高等学校

北海道天売高等学校 定時制普通科

校長通信 ウニ町diary

ページ12☆早かった一年間!天売高校で一緒に頑張った仲間へのエール

 天売島は例年になく雪が少なかった冬であったとのこと。しかし、道北出身であるのに厚真、釧路、室蘭とほとんど除雪不要の地域で生活してきた結果、決して雪が少なく楽な冬であったと思えない情けない私です。
 春の訪れを告げる海鳥の鳴き声は日増しに大きく聞こえ、約束通りに海鳥が多数天売島へ戻って来ているようです。魅力満開の天売島の素敵な季節がまもなくやって来ます。
 私にとって天売島での一年間は、とても早く感じました。年度当初の「生徒達はうまくやってくれるかな」との心配は、生徒の日々の頑張りと職員集団のチームワークのお陰で杞憂に終わりました。そして地域の方々に何かと良くしてもらい、楽しくやりがいのある一年間を送ることができました。天売高校がますます活気に溢れ、元気な様子を伝えられるように、次年度もしっかりと学校経営に努めていきたいと思います。

 春は別れと出会いの季節とは言いますが、やはり天売高校で同じ時間を一緒に過ごした仲間との別れは寂しいものがあります。今年度の人事異動で4名の教職員が天売高校を去ることになりました。エールを込めて紹介したいと思います。
 最初に、山田先生
 山田先生は、平成26年から3年間勤務されました。国語と書道の教師として生徒の指導とともに一部科目履修の書道の講師としても地域の方々の指導に尽力されました。
 また、教務部員として学校図書の環境整備にも努めてくれました。地域の方とも仲良くされ、離島での生活を前向きに受け止め、楽しみを見つけながら過ごす姿勢は見習わなければなりません。
 次に、鈴木先生
 鈴木先生は、平成25年から4年間勤務されました。新任教員として天売高校に赴任して、今年度の卒業担任として教務部長として天売高校のために尽力されました。
 今後は、自分の考えている新しい進路に向けて挑戦したいとのことで、将来的には留学をしたり、通訳の仕事を目指す考えでいるとのことです。ぜひとも実現させてください。
 次に、中村先生
 中村先生は、平成27年から2年間勤務されました。この度晴れて教員採用試験に合格され、新しい環境で力を発揮することになりました。先生は理科の教員として水産実習や水産クラブの担当者として天売高校の特色ある教育活動を推進してくれました。
 最後に、永田教頭先生
 永田教頭先生は、平成27年から2年間勤務されました。私は20年以上前から知り合いでしたが、あらためて教頭先生として1年間お付き合いをさせていただきました。まさしく職員室の担任として先生方をまとめ、地域とのパイプ役として天売高校のために力を発揮してくれました。
 天売高校のために一緒に汗を流しながら仕事をした4名の先生方の今後のご活躍を祈念しております。ぜひまた会える日を楽しみにしています。

 新米校長として一年間「ウニ町diary」を発信させていただきましたが、天売高校の素顔は伝わったでしょうか。引き続き天売でしかできない魅力ある教育活動を実践しながら、学校の様子を情報発信していきたいと思います。ぜひとも天売高校を応援してください。私達も頑張ります。一度天売島へお越しください。お待ちしております。

IMG_5051.JPG山田先生と生徒DSCN0197.JPG鈴木先生と生徒IMG_9623.JPG中村先生と生徒IMG_5060.JPG永田教頭先生と生徒IMG_5924.JPG離任式①IMG_5942.JPG離任式②IMG_5950.JPG離任式③

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