校長通信 ウニ町diary
ページ5☆夏休みが終わり、天高祭に向けて全員出番です
8月16日(火)夏休み明けの全校集会は、全員の生徒が忙しくも充実した夏休みを過ごしたとの報告を受け、元気な顔が揃いました。
今年の夏は、私にとって天売島で過ごす初めての夏でした。祝日の山の日に夕日が沈む時間を狙って息子と逆回り(左回り)で島内を歩いて一周しました。観音岬展望台付近で日本海に沈む夕日を眺めました。釧路の幣舞橋で眺めた紅の落陽も感動的でしたが、天売島で眺める落陽は、久しぶりに戻ってきた留萌管内自慢の光景でした。
8月13日(土)には、日帰りで焼尻島へ渡りました。自転車を借りて、島内一周まではできませんでしたが、焼尻郷土館になっている旧小納家を見学し、オンコ林を走り、可愛いサフォークを観ながら白浜キャンプ場まで行きました。天売島とは違った良さを感じての日帰りの旅でした。
お盆の8月13日(土)~15日(月)の3日間はフェリーが6便運航され、港は多くの人で賑わい、活気に溢れていました。この日を楽しみに待っていた方々の笑顔が印象的でした。
8月19日(金)は、予定通りロンババ海水浴場で炊事遠足が行われました。本校の取材で来島していた新聞記者の方も、一緒に上手に出来上がったパエリアやピザを楽しみました。海水浴やスイカ割りを楽しみ、天売島の夏を皆で満喫しました。
翌日の20日(土)は土曜授業で天売学が行われました。「天売の伝統文化Ⅰ」で羽幌オロロン太鼓の会代表の岩崎幸治さんを講師に迎え和太鼓の指導を受けました。初めて叩く生徒もいるなかで、天高祭で披露する和太鼓を力強く叩いていました。少人数ながら5名の生徒が生き生きと活動している様子を取材で訪れた新聞記者の方も熱心に取材していました。生徒は多くの取材を受けても浮き足立つことなく自然体で対応できるのが良いところです。
天高祭に向けての準備がいよいよ始まりました。生徒はもちろん私たち教職員も頑張らなければなりません。聞いてはいましたが、天高祭は島民を巻き込んでのイベントです。そのなかでも天高ソーランは、目玉の演目です。練習は経験者の3年生が指導係となり、全校生徒と全教員で行います。今年初めて踊る私も含めた5名が早い動きを体で覚えなければなりません。私は練習日の何日かを出張で不在にするので恥をかくか、ひたすら覚えるかの二つに一つです。
何をやるにも全員が出番なのが天売高です。校長も置いていかれないように練習に励みます。次号で良い報告ができるように頑張ります。
天売の夕日①
天売の夕日②
炊事遠足
天売学「伝統文化」(和太鼓)
天高ソーラン練習