2009年10月の日記 of 北海道天売高等学校

北海道天売高等学校 定時制普通科

2009.10「愉快な仲間達~天高編」

 先月、第52回天高祭が島民の皆様の協力、参加、そして、温かい声援が送られる中で無事終了した。今年のテーマ「THEATER OF TENKO~Greative Night~(天売劇場・創造の夜)」のとおり、体育館が大劇場と化し、いろいろな芸能が舞台狭しと発表された。その中に天売高校教職員の紹介ビデオがあり、なかなかの傑作であったのでご披露したい。
①ビフォー・アフター1:ある問題を抱えた先生の話。その問題とは、極度の近眼(少々オーバーであるが)。その悩みを解決するために、目の表面の角膜にレーザーを照射し、視力を矯正する手術を受けた。手術前と手術後の違いをおもしろおかしく表現。
②ビフォー・アフター2:ある問題を抱えた先生の話。その問題とは、歯並びが悪く、突き出した下あご。その悩みを解決するために、咬み合わせ矯正の大手術を行った。手術により、滑舌が良くなり、表情が明るくなった先生を映し出す。(常に明るい先生なのだが)
③しけ男:この先生が島を出るときには、必ずと言って良いほど海は荒れる。ひと呼んで「しけ男」。そこで、ほかの先生達は週末になると、この先生が島を出るかどうかを見極めてから行動する。とにかく、信じがたいほど不思議な力を持っている先生である。
④序列:職員室で先生方は中央のストーブを囲む形で座っている。先生方の動きは一目で分かる。年配の先生が「今日は暑いなあ~」と言うと、先生方が目配せをして、結局、一番若い先生がうちわで扇ぎに行く。すると、隣の女性教諭が「本当に暑い」と言うと、全ての先生方が一斉にうちわで扇ぎに行く。最後の落ちが、女性事務職員が女性教諭を呼び付け仕事の不備を指摘する。まさに女性天下。実際は皆さん平等で仲が良いです…多分。
⑤自転車:この先生は毎日、ひたすら自転車で島を回っている。体力向上の為とは思うが、飽きもせず(失礼)。自転車で疾走するこの先生にナレーター役の先生が声をかけるが、止まることなく無視して走り続ける。10周を終えたところで自転車は急停車。つかさず、ナレーターが「あなたは何故は走るんですか?」…「そこに道があるから」
⑥シェフ:この先生はレストランの厨房でのアルバイト経験の持ち主。よって、料理は絶品である。本校では歴史を担当している。日本史の授業風景。生徒「江戸幕府の初代将軍、徳川家康はどんな人ですか?」先生「それは、最初になまこを食べた人みたいに偉いんです」などと、意味不明な問答が続く。本当に授業の方は大丈夫だろうか?
⑦反撃:この先生は一番の若手で、先生方の小間使いとなっている。先生方から「あれやれ、これやれ」。落ち込んで自宅に帰ると、そこには、先生方のわら人形が。たたきつけたり、釘を刺したり。気分が晴れて職員室へ。大写しになった顔には不気味な笑みが。
⑧アルコール:授業でアルコールの害を説明する酒好きな先生。熱心に聞く生徒。「先生はお酒を飲まないんですか?」「俺は飲めないよ。飲むのは牛乳」「でも、先生の鼻は赤いんだけど、そういう人は飲んべえだって言うけど」退勤時刻となり、自宅に戻る先生。一升瓶を取り出し、ガラスコップになみなみ注いで一気のみ。「うめぇ。やっぱり酒は命の水だ」
⑨熱血応援団長:今年から始めた先生方による応援団の練習。教頭先生の熱血指導。しかし、先生方は力なくなよなよと。「応援をナメてんのか!」と喝を入れる教頭先生。思わず、持っていた太鼓のばちを折ってしまった。これ実話です。
以上、映像を言葉で表現したので状況がうまく伝わらないと思うが、とにかく、愉快な仲間達に感謝、感謝。

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