北海道天売高等学校 定時制普通科

☆校長通信 『生徒全員主人公 8ウニだより』☆

№16 ☆水産実習終了・水産クラブ全道大会!☆

 後期に入り、冬の気配がだんだんと近づいてきました。8ウニたちの服装も厚着になってきました(一部を除いて?)。帰宅時間になると寒さが一層身にしみてきます。フェリーの欠航も多くなりました。が、天売高校の8ウニ、教員は元気で頑張っています!
 10月20日(土)天売学産業Ⅰ、最後の水産実習「スモークサーモン」を実施しました。
 紅鮭80キロを①ウロコ除去→三枚おろし→魚体洗浄の処理を行った後、②食塩水漬け:一つの樽に半身20枚を入れ1~1時間半漬ける。③水切り:金網に並べて自然風乾し、④燻乾:2~3日風乾・燻乾を繰り返して、⑤整形して、⑥真空パックで完成!私は、①のウロコ除去と三枚おろしを手伝わせてもらいましたが、特に三枚おろしはなかなかうまくいきません。中骨に身がつきすぎて・・・叱られました! まだまだ修行が必要です(笑い)。
 8ウニたちも悪戦していましたが、さすが2・3年生からは「昨年よりうまくできるようになった。3年間で一番いいできだった。」などの感想がありました。
 今年度の水産実習では、赤ガレー燻製に始まり、タコの頭の燻製、ウニ缶詰、スモークサーモンと実施しました。私も、タコ燻製以降の作業に参加させてもらいましたが、人生初体験ばかりで大変でしたが貴重な経験をさせてもらいました。来年は、さらに修行して腕を上げれるよう頑張ります!
 10月27日は水産クラブ校内発表会を開催しました。水産クラブの顧問岩田先生を中心に8ウニたちが研究開発に取り組み、今年度のテーマは『さよならテープ~海洋由来の素材を使用した紙の作成~』です。
 ※天売島ではフェリー等でお別れする時には、さよならテープ(紙テープ)を使っていますが、その紙テープの紙が環境に有害?の研究から、紙に替わる素材を探って、天売産の昆布で紙テープを作る研究をしました。
 11月6・7日の2日間、北斗市で道内の水産高校(小樽・函館・厚岸)と本校の4校で全道水産クラブ発表大会が開催されました。天売高校からは、代表として2年の木村君・1年の友定君の2名が参加しました。1日目は、生徒間の交流会(実りある交流会だったそうです)、2日目に発表会が行われました。結果は発表10組中4番目の「努力賞」でした。普通科の天売高校、健闘してくれました!来年度も頑張ってくれるそうです。
 天売高校は全道でも活躍していますよ~!

水産実習スモークサーモン①水産実習スモークサーモン②水産実習スモークサーモン③水産実習スモークサーモン④水産クラブ研究発表大会①水産クラブ研究発表大会②