北海道天売高等学校 定時制普通科

☆校長通信 『生徒全員主人公 ウニだより』☆

№43 ☆10月号 前期終了 学期間休業 後期スタート!☆



【定時制生活体験発表大会】
 9月29日(水)、滝川高校を会場に開催されました。本校からは、1年生のW君・3年生のA君が代表として出場しました。
 今回の空知大会では当番校の滝川高校、岩見沢東高校、本校の3校から8名が出場しました。大会は学期間休業期間中であったことから本校の2名は当日に帰省先の自宅からの参加となりました。担当の岡本先生による指導の下、準備を重ね当日を迎えました。私も副大会長として大会に参加しました。
 会場の滝川高校はコロナウィルス感染症の対策がしっかりされており、2週間前からの検温・健康観察書の提出、玄関での消毒、給食室では距離をとり飛沫防止のついたてがあるテーブルでの黙食、会場においては発表の演題に飛沫防止のついたて、発表毎の演台とマイクの消毒、一般生徒は別会場にてzoomによる参加と当番校の苦労が伝わりました。(感謝感謝)
 発表は審査員が講評時にも話されましたが、どの発表も自身の体験をしっかりと発表しており順位を付けることがとても難しかったと言われる甲乙付けがたい発表でした。
 そのような中、1年生のW君はどうして天売高校を受検しようとしたのか?天売での生活が半年過ぎてどう自身が変化していったのかを堂々と発表していました。3年生のA君は高校生活での部活動への取組に対する心の変化を中学までの野球部への取組状況も含め、自身の視野の広がりや前向きに考えることができるようになっていった成長過程について時を噛みしめるように発表していました。
 結果は、本校の2名は共に優秀賞を獲得することができました。残念ながら最優秀は逃しましたが、実質の2位として3年生のA君が選ばれました。例年は2位という順位はありませんが、今大会は最優秀の生徒がコロナの影響で全道大会に出場できなかった場合を踏まえ発表されました。
 本校の2名に限らず発表者全員が、辛い経験から逃げ続けることなく定時制の高校生活やアルバイト・仕事をとおして成長している発表を聞くことができ、感動するとともに皆の頑張りの健闘を大きく称えたいという気持ちでした。

【始業式~後期が始まりました~】
 10月4日(月)後期が始まりました。始業式では残念ながらフェリーの欠航等で全員が揃うことができませんでした。そのような中での始業式でしたが、生徒は笑顔で元気。(心が和みます)
 始業式では校長挨拶で「それぞれの目標に向かって時間を無駄にせず取り組んでください」と伝えました。生徒代表挨拶では1年生のS君が「学期間休業は半分が仕事でした‥」と後期に向けて十分な休養が取れなかったようでした。それぞれの学期間休業を経ての後期のスタートとなりましたが、3年生のK君は進路(受験)に向けて面接等の準備に取り組んでいます。もうすぐ試験ですが自分を信じて乗り切ろう!(私と面接練習しようと言っています。待ってます。)

【水産クラブ研究発表大会せまる】
 校内水産クラブ研究発表大会は今月の23日(土)に開催します。今年は多くの新入生が入学したことから、複数のグループによる研究発表を実施します。必要な備品も購入しここからがラストスパートに突入します。校内選考を勝ち抜き全道大会の函館に行けるのは誰なのかが今から楽しみです。昨年は水産高校生を相手に3位の成績でした。今年は更なる上位を期待しています。


【天高風景】
・緊急事態宣言で学期間休業の帰省をどうすべきか?3名の担任の先生に意見を求めたところ、「帰省をさせて欲しい」と皆一致した意見でした。生徒を思う担任の気持ち、尊重しました。
・後期に入って、給食の牛乳パックを担当の内村先生と共に2年生のN君が校長室まで届けにきてくれます。校長室を訪れるN君の笑顔は私に元気を与えてくれています。これからもよろしくお願いします。
・10月8日(金)、1年生は大学訪問を実施しました。旭川教育大学・北の森づくり専門学校を訪問しました。大学の研究室を見学したり、専門学校では実際に講義や実習を行いました。すべてが初めての経験で自分の将来を考える上での貴重な経験となりました。

                                         

生活体験発表大会支部大会①生活体験発表大会支部大会②後期始業式