後期終業式挨拶 of 北海道天売高等学校

北海道天売高等学校 定時制普通科

校長「後期終業式挨拶」

 昨年に比べると雪もかなり少なく、雪解けも進み春の息吹が聞かれるようになりました。いよいよ天売島の素敵な季節の開幕が間近となりました。

 今年度は、さだくん、しぶきくん、レオくん3名の新入生を迎え、数年ぶりに全学年が揃いました。玲奈さん以外は島外生ということもあり、一番心配だったのが天売での生活になじむだろうか?今年の1年生は仕事と勉強両立できるだろうか?途中で辞めてしまう生徒が出ないだろうか?ということでした。 せっかく縁があって、天売高校に入学したのですから、校長として、教師として無事に卒業させてあげたい気持ちでいっぱいです。

 今年一年君たちを見ていて、感じたことは3年生は貫禄があり後輩をよく指導しているな、2年生も昨年より人間が一回り大きくなって後輩の手本になるよう頑張っているな、一年生は4月当初に比べ、本当にたくましくなったな。島の生活によくなじんでいるなという思いを強くしています。
 この後も引き続き先生方、保護者、島民の方、皆さんが支えてくれます。応援してくれます。仕事と勉強を両立させ、人間としても成長して、卒業してくださいね。君たちなら大丈夫です。

 さて、この一年間、集会でいろんな話をしました。
 4月の始業式では「今年度の目標を立てること」「失敗を恐れるな」という話し。その後は主に言葉を贈りました。
 夏休み前では「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
 前期終業式では「私自身の将来は、今この瞬間ここにある。今ここで頑張ら ずに、いつ頑張る。」という京都の住職の言葉。
 後期始業式ではこの言葉の解説をしました。「成長し続けることが人生であ る」「明日になってから頑張ればいいやと思いがちでも、今こそ頑張るとい う決意が大切だ」「今、私たちがいるこの場所で、持てる力を発揮すること が大切」
 冬休み前には松下幸之助の「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければそれは成功になる。」という言葉。
 冬休み明けには「その一言」という詩を送りました。思い出しましたか?

 今日は、卒業生にも贈った言葉を贈ります。
「今を受け入れ、今を超える」
 人は誰でも夢や目標を持ち、それに向けて一生懸命に取り組む。しかし、どうしても途中で挫折することがある。その理由を他人のせいにしたり、諦めたりしてしまいがちになる。大切なのは、そのときの現状を受け入れ、前向きに乗り越えようとする姿勢であり、新たに目標を立てて努力することである。

 4月から新しい年度、学年がスタートします。5月には元号も替わります。新たな目標を立てて、その実現に向け努力してください。

 以上、平成最後の終業式の話とします。